デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/06

デリケートゾーンのにおいが気になる!

女性の中にはデリケートゾーンのニオイについて悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。

彼氏とのデートや友達との旅行の際に気になるという方や、普段生活している中で気になってしょうがないという方もいると思います。

なかには気になりすぎてスカートが履けないという方もいるというので、非常に深刻な悩みですよね。

調査によると20代の約60%がデリケートゾーンのニオイに悩みを抱えているそうです。

脇から臭う嫌なニオイを「ワキガ」というのに対して、デリケートゾーンから臭う嫌なニオイは「すそわきが」と呼ばれ、別名、「外陰部臭症」とも呼ばれています。

「すそわきが」という言葉を1度は聞いたことがありませんか?

自分では気づきにくいニオイですが、大丈夫と思っていても実は臭っていることもあるのでしっかりと目を通してみてくださいね♪

男性は「すそわきが」をどう思っている?

気を付けていても自分では臭っているのか分かりづらいデリケートゾーンのニオイ。

おそらく、自分以上にパートナーである男性の方が気づいているというパターンも多いと思います。

しかし、男性側も「ストレートに指摘するのは女性を傷つけてしまうし…でも、臭いから一緒にいるのを敬遠してしまう…」と、実は悩んでいるのです。

では、世の男性は「すそわきが」に対してどう思っているのでしょうか。

ある調査結果によると男性の約7割が女性のデリケートゾーンのニオイが気になったことがあると回答しているのに対し、その中でも9割以上の方が、ニオイが出ているということを彼女に伝えることができていないという結果に…。

やはり非常に繊細な話題ゆえ、指摘する方も気にしてしまうというもどかしい状況のようです。

中にはニオイが気になりすぎて別れを切り出すという男性もいるのだそう。

100年の恋も冷めるとはまさにこのことですね…(泣)

すそわきがが起こる原因

魚や腐ったチーズといった表現をされるような強烈なニオイで、下着に黄色い汗染みが残っている場合にはすそわきがである可能性が高いと言えます。

では、すそわきがはどのように発生してしまうのでしょうか?気になりますよね!

すそわきがと言えど、メカニズムは脇の嫌なニオイ(わきが)と一緒。

デリケートゾーンに汗をかくというイメージを持たれていない方もいるかもしれませんが、脇同様に非常に汗をかきやすい場所です。

アポクリン腺から出てくる本来無臭の汗が、脂肪酸と混じり、皮膚常在菌によって分解されることでニオイが発生するといわれています。

これは、わきが・すそわきが同様の現象になります。

本来、このニオイは動物の縄張り主張のためのフェロモン機能として役割を果たしてきました。

そのため、気分が高まるごとに、どんどんとニオイが強くなる傾向にあります。

もちろん、人間社会ではフェロモンと言って解決できる問題ではありません。

最近ではニオイによる暴力、『スメルハラスメント』という言葉も登場してきたくらい、ニオイに敏感な人が増えています。

特に男性は嗅覚が鋭いとも言われています。

しっかりとケアしてあげることがエチケットの一つと言えるでしょう。

わきであれば、デオドラント剤、汗ふきシートといった対処ができますが、デリケートゾーンのニオイ対策にはどのような手段を使えば良いのでしょうか。

 

対策①汚れや汗を拭く

もともとニオイの発生源は汗なので、その原因となっている汗を拭き、清潔に保ってあげることがすそわきがの軽減に一役買ってくれます。

もともと体質的にニオイが発生しやすい人もいるので、出来るだけこまめに拭いてあげるのが良いでしょう。

拭くのはウェットティッシュやタオルなど、汗が抑えられる物なら何でも大丈夫です。

ただし、注意してほしいのは、首や脇同様にメントールの効いた汗ふきシートなどで拭いてしまうと、お肌の弱いデリケートゾーンではしみて痛みが出てしまったり、かぶれてしまうなどのトラブルに繋がってしまいます。

出来れば、赤ちゃんでも使えるウェットティッシュが理想的です。 また、デリケートゾーン専用のニオイ対策グッズなどを使うのも効果的。

汗を抑えるベビーパウダーのような物を使うと、汗による陰部のかぶれ防止にも役立ちます。

汗を拭きとる道具を持ち合わせていない時は、ウォシュレットに備わっているビデの機能を使い、汗を洗い流してあげるのも効果的です。

 

対策②下着や生理用品をこまめに変える

こまめにデリケートゾーンを洗ったり、拭いたりしていても、もともと下着にニオイがついてしまっていては、こまめに汗を抑えたりしてもニオイを断ち切ることができません。

可能であれば下着もこまめに変える、また生理中であればナプキンなどもこまめに変えた方が雑菌の繁殖も防ぐことができ、かぶれ防止などにも良いことがありますよ。

 

対策③洗い方に気を付ける

しっかりと泡をたて、優しく指の腹で洗ってあげるようにします。

においが気になるからといってゴシゴシと洗ってしまうと、皮膚表面のpH値のバランスが崩れ、雑菌が繁殖しやすい肌の状態になってしまいます。

また、デビの使い過ぎも同様にpH値のバランスを崩してしまうため、ほどほどにとどめておくのが良いでしょう。

もちろん、水分を拭き取る時もタオルでゴシゴシと擦ってはいけません。

上から優しくポンポンと水分を抑えるようにしてあげると刺激を少なく抑えられますよ。

 

対策④食生活を改善する

お肉が大好きで、毎日お肉を食べたいと願っている方も少なくないと思いますが、お肉などの動物性のたんぱく質ばかりを摂取し続けていると体臭がきつくなると言われています。

例えば、欧米人はハンバーグやステーキといった肉食文化が盛んなため、体臭も強く、わきがの人も多い傾向にあります。

もちろん、動物性たんぱく質ということで、お肉だけではありません。乳製品や卵をたくさん摂取するという方も注意が必要です。

しっかりと、魚や野菜といったバランスのとれた健康的な食事を心がけましょう。

発汗作用のある香辛料やアルコールなどもニオイを促進してしまうので控えめに。

それでも治らない場合は…性病も疑ってみる。

しっかりとケアをしているのに一向に良くならない、改善が見られない場合は、すそわきがではなく、性病になっている可能性も否定できません。

すそわきがの場合は基本的に身体を洗えば改善が見込めますが、性病の場合はおりものからニオイが発生している物が多く、お風呂に入ったからといってニオイに改善がみられないのが見分けるポイントです。

また、おりものの変化や痛みを伴うようであれば性病を疑ってみましょう。

おりものにニオイを感じる性病

淋病 ⇒強烈なニオイと共に、卵管炎や腹膜炎などを引き起こす

細菌性膣炎 ⇒おりものに強いニオイを感じ、痒みが生じる

トリコモナス ⇒強い痒み、ニオイ、おりものが泡状になるのが特徴的

カンジダ膣炎 ⇒チーズ状のポロポロとしたおりもの、強いかゆみを伴う

クラミジア ⇒下腹部に痛み、おりものの増加、おりものが緑色になる

気になる場合は婦人科へ

人にはなかなか相談できないからこそ頭を抱えてしまうニオイの悩み。

自分では大したことないと思っていても、周りは他人のニオイに敏感に反応するものです。

すそわきがは病気ではありませんし、体調不良などの免疫が低下した時もニオイが出やすくなってしまうので過度に心配をする必要はありませんが、何か異常を感じるようであれば自己判断をせず、医療機関でしっかりと診てもらうようにしましょう。

しっかりとケアをしてあげることが、デリケートゾーンのニオイ撃退の近道ですよ☆