デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/07

下着選びでデリケートゾーンのかゆみやニオイは防げるの?

デリケートゾーン(陰部)やお尻は、とてもムレやすく、かゆみニオイといったトラブルが出やすい場所です。

特に、お尻は下着と接する面積も多いことから、汗のベタつきを感じやすく、不快に思っている方も少なくありません。

でも、そのお尻のかゆみなどの不快感が下着から来ているとしたらどうでしょう。

もちろん、特別な日は勝負下着で気分を高めたいという気持ちはわかりますが、特別な日以外はお尻やデリケートゾーンのことを考えた下着を選んであげると、かゆみなどのトラブルも少しは解決されるかもしれませんよ♪

今日は、デリケートゾーンと、下着についてのお話しを書いてみることにします。 ぜひ、お手持ちの下着を想像しながら読んでみてくださいね。

そもそも何故ムレてしまうの?

まずは、デリケートゾーンがムレてしまう理由からスタート。

デリケートゾーンやお尻も、他の皮膚同様に汗を大量にかく場所です。

例えば、手であれば汗をかいてもすぐに汗が蒸発してサラサラになりますし、または洗い流してしまえば常に清潔な状態を保つことができます。

しかし、デリケートゾーンは常にサラサラな状態を保つことが難しいといえます。 というのも、デリケートゾーンではお肌と密着する下着をつけ、ズボンを履きますよね。

人によってはガードル等の矯正下着を身に着ける方もいらっしゃいますし、冬場はタイツなどを履いて、更にお肌と下着が密着するようになります。

そうすることで、デリケートゾーンやお尻にかいた汗は蒸発することなくとどまってしまい、どんどん湿度が高くなってしまうのです。 もちろん、デリケートゾーンのムレの原因は汗だけではありません。

排泄物もムレの原因になりますし、女性であれば生理の経血もムレの原因になってしまいます。

デリケートゾーンがムレるとどうなるの?

 

デリケートゾーンだけに限らずではありますが、基本的にムレた環境というのは雑菌が非常に好む場所です。

ジメジメとして、適温に保たれた場所って、いかにも雑菌が繁殖しそうって感じがしますよね。

特にデリケートゾーンは排泄物や経血といった雑菌が繁殖しやすい要素が整っており、ニオイやかぶれ、かゆみといったトラブルを引き起こしやすいと言われています。

デリケートゾーンは皮膚が薄いところも多く、不快感を覚えやすいのかもしれませんね。

ひどい時には強烈なかゆみを伴うカンジダ膣炎や、大量のニキビに悩まされるなど、散々な状態になってしまうことも…。

だからこそ、デリケートゾーンのムレには特に気を付けたいところですね。

ムレを防ぐには下着選びがポイント!

では、ムレを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。

もちろん、こまめにトイレに行き、出てしまった汗を拭き取る、ビデなどで経血を洗い流してあげるというのも方法の1つではありますが、忙しい時などはそう何度もトイレに立つこともできないでしょう。

そこで重要になってくるのが下着選びなのです!

最近では、非常に繊細なレースを施した全面レースタイプの下着や、面積の小さいティーバックなど、素材やデザインが沢山あり、どれを買おうか迷ってしまいますよね。

女性は特に異性の目を気にして、可愛い下着を選ぶ傾向があります。もちろん、異性を気にしなくても、自分の気分を高めるためにオシャレな下着を身に着けている方も多いと思いますが、オシャレな下着は見た目だけで、機能性が伴わないことが多いのです。

例えば…

 

◆レースの下着

全面レースのセクシーな下着は可愛いデザインが多く、色っぽいので男性を意識した時にはベストかと思いますが、レースの素材は肌あたりが良くないことが多いです。 伸縮性もないため、お肌の摩擦ダメージが大きく、黒ずみの原因になりやすいです。 また、摩擦によってお肌も乾燥しやすくなり、乾燥から引き起こされるかゆみなどを誘発してしまう可能性があります。

 

◆サテンの下着

ツルッとして光沢があり、いかにも大人の女性といった感じのサテンの下着。いい女になったかのような錯覚さえ覚えさせてくれるセクシーなサテン生地も多いですが、実はサテンはポリエステルやナイロン生地で作られているため、通気性が悪く、吸湿性もあまり良いとは言えません

大量に汗をかいた時、サテンの下着がお尻にペタッと張り付いて嫌な気持ちになったことはないですか? 本来、吸湿性があれば下着が汗を吸い取ってくれるので、サラリとした感覚になるはずなのです。 実際にサテンの下着を身に着けてみると、吸湿性の悪さ、通気性の悪さが良く分かるはずです。

また、化学繊維は摩擦で静電気なども起こりやすい傾向にあります。

 

◆フリルのついた下着

フリルのついた下着は女の子らしく、可愛らしい印象を与えてくれますが、上に履くズボンなどによってはゴワゴワとした肌当たりになり、その刺激がかゆみや黒ずみの原因になってしまいます。

気分を高めるためにフリルたっぷりの下着を身に着けるのもいいですが、理想は飾りのない下着がベストです。

ムレない下着選びはコレ!

上にあげた、レースやサテン、フリルといったデザインは、非常に可愛く、セクシーである反面、機能性を兼ね備えていない場合が多いのが現状です。

そこで、下着選びの1つに加えてほしいのが“汗を吸い取ってくれるかどうか”というポイントです。

よく汗を吸い取ってくれるというのは、ポリエステルやナイロン生地とは違います。

天然素材、特に綿の素材汗を吸い取り、吸湿性にも優れているため、綿タイプの下着を選ぶのが、デリケートゾーンやお尻のムレ対策に効果的です。

さらには、デザインにも少しこだわりたいところです。 これは可愛いデザインとは程遠くなってしまいますが、お尻をすっぽりと覆えて、さらに締め付けのないタイプが理想的。

ちょっと、おばさん臭いと思えるような下着が実は一番デリケートゾーンや、お尻にとってベストな下着なのです。 サラリとした素材がお好みであれば、シルクの下着もお肌への摩擦が少なく、ダメージになりにくいためオススメです。

また、適切なサイズを選ぶのもポイントの1つ。

小さめのサイズを選んでしまうと、お肌をしめつけ、余計にムレやすくなる原因に。

また、小さめのサイズを毎日履き続けると、ゴムの食い込んだ部分にシワができ、2重や3重に段々と重なったお尻になってしまうのです。

適切なサイズは、小さすぎて食い込まず、さらにムダなゆとりのないサイズのことです。

さらに、ゴムなどの締め付けが強い場合も、摩擦で黒ずみなどの悪化を引き起こしてしまうので、極力締め付けがない物を選ぶようにするのが良いでしょう。

夜の睡眠中だけでもリラックスショーツで解放!

もちろん、理想は日中もムレの少ない下着を取り入れることがベストですが、洋服との相性や、気分を高めたい、デートの時など、下着にまでこだわりたいという日は少なくありません。

そういう方はぜひ、夜の睡眠時間の時だけでもムレを解消できる下着を身に着けるようにしてみてください。

夜、寝ている時だって、汗をかきますし、経血やおりものだって排出されるので、ムレが無い方が良いに決まっています。

そんな夜限定のムレ防止に、ここ最近、若い女性に流行っているのが“ふんどし”です。

正直、最初はかなり抵抗があるかもしれませんが、実は最近はブームに乗って可愛らしいデザインも多くなってきています。

自分で適切なサイズ感を作れるところ、綿100%で吸水性・吸湿性に優れているところなどまさに理想の下着なのです。

また、ふんどしのデザインをより可愛くした“新月ショーツ”という下着もジワジワと人気を集めています。 ムレだけでなく、しめつけが無くなる分、脚のむくみや脚の冷えなども解消されるのだとか。

下着でほっそりとした美脚が手にはいったら嬉しいですよね♪ これまで下着を見直したことがない方はぜひ、手持ちの下着をチェックして、デリケートゾーンのトラブル回避に役立ててくださいね♪