デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/06

生理時のデリケートゾーントラブル!どうやって対処する?

女性の方なら月に1度はやってくる“アレ”に頭を抱えたり、イライラしたりと生活を左右されるタイミングがあると思います。

なんだかわかりますか?

 

正解は…『生理』です。別名、月経とも呼びますね!

気分が落ち込んで唐突に涙が溢れてしまったり、イライラして彼氏に八つ当たりしてしまったり、生理痛で激しい腹痛に悩まされたりと女の子は非常に大変な時期を毎月経験しなければいけません。

そんな辛くて、嫌な生理のタイミングで、デリケートゾーンがかぶれてしまったり、痛みがでてしまったり、はたまたニオイが出てきてしまったら…。

想像するだけでも家から一歩も出たくないし、誰とも会いたくなくなりますよね。

しかしながら、生理を意図的に無くしてしまうのは現実的ではありません。 そのため、上手に付き合っていくしか方法はないのではと考えています。

しっかりと生理時のデリケートゾーンのかゆみやニオイ、痛みを防いで生理期間を快適に過したいものですね♪

生理の時のトラブルはみんな悩んでいる!

20~60代の女性、800名を対象にした調査によると、ニオイや痒みの症状を抱いたこのあるという女性は非常に多く、特に20代~40代にかけてはニオイとかゆみのトラブルが非常に多く出ているという結果が出ていました。

特に生理中にかゆみが気になると答えた女性は30代で50.6%、40代で52.4%と非常に高く、反対に閉経を終えた50~60代の62.0%はデリケートゾーンのトラブルに気になることはないと回答しています。

そのことから、やはり生理の時はデリケートゾーンの肌トラブルが発生しやすいようです。

 

ではなぜ生理時はデリケートゾーントラブルが起こるのか!

想像していただけると分かりやすいと思いますが、生理の時には経血がナプキンなどの生理用品に吸収され、お肌と密着する時間が発生してしまいます。

そうなってしまうと、デリケートゾーンの湿度は非常に高くなり、常に蒸れている状態となってしまうのです。

もちろん、生理の時だって、おりものが出ますし、夏の暑い日や、冬場の厚手のタイツなど、季節を問わず汗も出ています。

ということは、通常のデリケートゾーンよりも、非常に蒸れやすいのが生理期間の特徴と言えるのです。

さらに残念なことに、生理の時は女性ホルモンのバランスからお肌が敏感になる時期。

蒸れが長時間続くと、雑菌が繁殖し、ニオイが出てきますし、さらにはその雑菌が敏感になっているお肌を刺激して、かぶれやかゆみ、痛みといったトラブルを引き起こしてしまうのです。

そうでなくても、イライラしたり、顔の肌も荒れやすい時期なのに…この生理期間って本当に「泣きっ面に蜂」の状態だと感ます。

生理時のデリケートゾーントラブルをどうやって解消する?

そんな頭を抱えている時に一番気になるのが、どうやったら生理時に痛みや痒みが治まるのかということではないでしょうか。

もちろん、原因となっている蒸れを取り除き、雑菌が繁殖するのを防ぐといのも手段の1つではありますが、そもそも普段使っている生理用品が肌に合っているのかということを考えたことはありますか?

実は、市販されている通常のナプキン以外にもたくさんの生理用品があるのですよ!

 

◇ナプキン

一般的に利用されている生理用品なので、ドラッグストアなどで目にして購入している方も多いと思います。

羽付き、羽無し、夜用、昼用など、種類もさまざまで、女の子の心をくすぐる可愛いデザインや香りがついた物もあり、手に取りやすくなりましたよね。かぶれを防止した肌触り重視のナプキンなども多く出回っています。

素材にビニールを使用しているため、湿気が逃げにくく、蒸れやすい物も多いです。

 

◇タンポン

ナプキン同様に主流となっているのが体内に入れて、経血を吸収させるタンポン。

多い日用、軽い日用など種類もあるので目的にあったタイプの物を選べます。経血が直接肌につかないので、経血蒸れに防止には役立ちますが、慣れていないと挿入に失敗したり、腹痛が起きてしまったりなど、使用時のトラブルも発生してしまいます。

生理の時にプールや温泉に入りたいときはタンポンを使用して入るという方も多いですよね♪

生理の時の必需品!?タンポンってどうなの?

 

◇布ナプキン

通常のナプキンの形と似ていますが、布で出来ている最近密かに人気を集めている生理用品の一つ。

綿(コットン)の素材を使っている物が多く、肌当たりが良く下着感覚で使え、蒸れにくいのでデリケートゾーンが荒れやすい生理期間にはピッタリ。

柄も可愛い物が多く、選ぶのに時間がかかってしまうほど!しかし、使い捨てではないため汚れたら都度洗わなければならず、出先で交換しようものならポーチに汚れたナプキンを入れて持ち運ぶことになり、かさばってしまうことがデメリット。一度導入すると繰り返し使えるため、エコ意識の強い方や節約したい方にもオススメ。

 あなたは知ってる?!布ナプキンって実は体にいいらしい…!

◇月経カップ

最近登場して一躍話題となっているのが月経カップ。海外では販売されているものの、日本ではまだあまり出回っておらず、海外から取り寄せたという声もチラホラ。

カップを膣の入り口に入れ、経血を集めるというものなので、タンポンやナプキンの吸収するタイプの生理用品とは仕組みが異なります。装着可能時間は12時間程度と長く、外出先での交換も必要ないことから荷物のかさ張りも防げます。繰り返し使えるのでエコな生理用品です。

タンポン同様に体外に経血が出ないので、デリケートゾーンの蒸れ防止にも効果的!入手するのが少し大変なのと、装着にコツがいるので慣れていないと失敗をしてしまうのが難点ではないでしょうか。

普段、ドラッグストアで目にする生理用品を使っているという方が一般的ではありますが、布ナプキンや月経カップといった商品は店頭で扱っているところが非常に少なく、手に入れることがちょっとだけ難しい商品です。

しかし、その苦労の分だけメリットがあるとすれば使ってみたくなりますよね♪

生理用品を変えることで肌への経血の密着を防ぐことができ、さらには繰り返し使えて経済的ともなれば1回くらいは試してみるメリットはあるのではないかなと思います。

 

いつものスタイルで蒸れを防ぐには?

ただ、そうは言っても布ナプキンを毎回洗うのはめんどくさいし、購入もお手軽な物がいいということであれば、通常のタンポンやナプキンを使うのが良いかと思います。

そうなると、やはり先ほどの蒸れやニオイが発生しやすいので、しっかりと対処が必要となってきます。 では、蒸れやニオイを防ぐにはどうするかというと…

 

◇こまめに生理用品を交換する

生理用品は経血などで雑菌が繁殖しやすく、通気性も悪いため、非常に蒸れやすくなってしまいます。

そのため、汚れた生理用品はこまめに変え、清潔に保ってあげることがデリケートゾーンの蒸れ防止に効果的です。

何個も持ち歩くのがかさばるという方はタンポンと併用してみてくださいね!スリムタイプのナプキンもオススメです。

 

◇アンダーヘアを処理する

生理時は経血がアンダーヘアについてしまい、また拭き残しなども起こりやすいことから雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

生理の最中は肌が敏感になり、脱毛や除毛によるトラブルが起こりやすいので、生理前からきちんとお手入れしておくのがベスト!

生理周期に合わせてブラジリアンワックスなどでIラインやOラインのアンダーヘアを無くしておくと、生理期間を快適に過ごすことができますよ♪

 

毎月1回、必ずやってくる嫌な生理期間に、デリケートゾーントラブルで悩まされないためには少なからず工夫が必要なようです。

しかし、生理期間のトラブルで悩んでいるのはあなた一人じゃないですよ!

自分の体としっかりと向き合い、適切な対処をしてあげることで、生理を楽しめるようになると素敵ですね♪

≪参考≫

30代の1位は「生理中」、20代は? – デリケートゾーンのかゆみが気になる時