デリケートゾーンが痛い!痛みの原因は毛の処理が間違っているからかも!
女性なら誰しも1度や2度はデリケートゾーン(陰部)の悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?
中でも、最近流行りのIVO脱毛(デリケートゾーン脱毛)をしてしまったら、今度は痛みが出てしまった!という方もいらっしゃいますよね。
ズキズキ全体が痛むパターンや、部分的に痛むパターンなど人により様々あります。
デリケートゾーンは名前の通り、非常に皮膚が薄くとても繊細な場所。
むやみやたらに脱毛をしてしまうと、皮膚を痛め、黒ずみやニオイの原因になってしまいます。
オシャレを気にする女子にとってアンダーヘアの処理は非常に重要な問題ですよね!
特に彼とのお泊りや友達との温泉旅行、海水浴など露出が多くなるタイミングで処理をし始める人も多くいると思います。
焦る気持ちはわかりますが、焦って処理をするとトラブルのもとになるということは覚えておいた方が良さそうです!
どんな処理をしたら症状がでるの?
頭やお腹の痛みに比べ、デリケートゾーンの痛みってなんだか過剰に心配しちゃいませんか?
非常に繊細な部分であり、粘膜も近いことから感染症や非常に重篤な病気にかかってしまったのではと怯えてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、痛みが出るには原因があります。
まして、直前に毛の処理をしていたなら、その処理の方法が原因になっている場合があるのです。
しっかりと原因を見つけて、同じことを繰り返さないようにしましょうね♪
【カミソリ処理の場合】
コストも抑えられ、一般的に取り入れられている処理方法ではありますが、トラブルが多いことでも有名ですよね!
直接刃を滑らせ、簡単に処理ができるというメリットがある一方、肌へのダメージが非常に大きく、皮膚に傷がつきやすいのがデメリットです。
カミソリで処理をした後に起こりやすいのが、刃を滑らした部分がヒリヒリと痛むという症状です。
人によっては、痛み以外にも赤みや湿疹などの症状がでることもあります。
いわゆる『カミソリ負け』という症状で、一度は聞いたことのある単語だと思います。
カミソリ負けと言っても細かく分けると
①カミソリの刃が悪く皮膚を傷つけてしまったパターン
②細菌による炎症を起こしてしまったパターン
③逆剃りをしてしまったパターン
この上記の3つのパターンがあり、該当する処理方法を行わないようにするのがカミソリ負けを防ぐ解決法とも言えます。
デリケートゾーンは皮膚が薄いことから、刃がボロボロの状態だとすぐに傷がついてしまいます。これが黒ずみになる最大の原因でもあります。
また、デリケートゾーンは肌が柔らかく、ハリがない部分も多いことから、非常に剃り辛い場所のため、脚や腕といった場所よりもカミソリ時に傷つけてしまいやすい場所と言えるでしょう。
気付いたら血が出ていた…というパターンも少なくありません。
ちなみに、お風呂場にカミソリを放置している方は要注意!
粘膜の近いデリケートゾーンでは、カミソリについた雑菌が病気の原因にもなってしまうので、カミソリを使うのであれば毎回新しい物を使うのが理想的です。
【脱毛処理サロンの場合】
基本的に専門のスタッフさんが行ってくれる処理になるので、トラブルは自己処理に比べて少ないです。
しかし、残念ながらゼロではありません。
処理の方法が、毛根に熱を与え、毛を生えにくくする(目立たなくさせる)といった施術のため、懸念されるのが“やけど”です。
特に早くツルツルにしたい、毎回通うのが面倒臭いという方は1回の施術の際に光やレーザーの出力を上げたがる傾向にあります。
しかし、出力を上げるということは皮膚への熱ダメージも増えるということ。当然、火傷の懸念も出てくるわけです。
必要以上に出力を上げてしまうとヒリヒリと赤みが出てしまい、痛みを伴うので注意が必要!
肌が傷ついてしまってはムダ毛の処理はできません!
きちんとスタッフの意見を聞き、素直に従うようにしましょうね。
【ブラジリアンワックスの場合】
強力な粘着力で毛を抜き取るブラジリアンワックスは、アンダーヘアを一気に綺麗にできると最近人気の脱毛方法です。
一気にペリッとアンダーヘアが処理できるので見ていても気持ちがいいんですよね!笑
しかし粘着力が強いということは、それだけ肌へのダメージも大きいということを忘れてはいけません。
毛根から一気に無理やり抜く方法なので、施術後はしばらくの間、毛穴が赤くポツポツと浮き出てヒリヒリとした痛みが伴う場合があります。
これだけであれば、鎮静するまで安静にしておけば元のお肌に戻ります。
しかし、開いたままの毛穴に細菌が入りこみ化膿してしまうと、毛穴の奥で膿が溜まり、痛みや痒みといった症状を引き起こしてしまいます。
そのため、施術後はデリケートゾーンを清潔に保つのがとても重要なポイントなんです!
ブラジリアンワックスは専門店があり、熟練の技術を持ったスタッフさんが行うからこそ安全に脱毛処理ができます。
しかし、昨今では自らブラジリアンワックスで脱毛することが可能となり、ワックスの温度が高すぎて火傷をしてしまったり、無理やり剥がしてケガを負ってしまったりとトラブルも多いので注意が必要です。
ブラジリアンワックスでのデリケートゾーン脱毛方法が気になる!
処理後にできた“ニキビ”が痛い!
特に、カミソリで処理をした後に出来やすいのが黒ずみとニキビ。
処理が終わったと思った翌日にポツッと赤いニキビが出来ていて痛い経験をした方はいませんか?
特にIラインの部分は下着と擦れてしまうため、ニキビの痛みを感じやすい場所かもしれません。
カミソリで処理した後にニキビが出来やすい理由は、カミソリによって傷を負ってしまった皮膚表面を修復しようと、肌の油分量を多くする働きがあるからなんです。
本来であれば皮脂を多く分泌しても、お肌の機能が正常に働いていれば、お肌は正常な状態へと戻ります。
しかし、何らかのトラブルで毛穴に皮脂が詰まってしまうとニキビに発展してしまうのです。
また、皮膚が薄く乾燥しやすい場所であることから、毛穴に乾燥した角質(カミソリ時に剥がれおちた角質)が毛穴につまり、皮脂の排出を妨げることでニビキを起こしてしまう場合もあります。
しかし、実はニキビだと思っていたらニキビじゃなかった!という場合もあるんですよ!
それは、毛嚢炎(もうのうえん)という症状です。
ポツポツと赤みのある突起ができることからニキビと勘違いする方もいらっしゃいますが、実はブドウ球菌や緑膿菌といった菌に感染して起こる肌トラブルです。
少しニキビのメカニズムとは違いますよね!
見た目に変化がなく、痛みがないという方もいますが、悪化すると痛みや痒みで始め、見た目にもわかるようになってきます。
さらに悪化すると膿が溜まってしまい、しこりができることもあるのです。
この状態になるとほとんどの方が何かしら不快感を覚えるはずなので、皮膚科に受診をして適切な処置をしてもらうのが一番の解決方法となります。
ニキビ同様、毛嚢炎でも特に痛み、痒みといったトラブルがないようであれば数日安静にしていれば元のお肌に戻るので心配はいりません。
もちろん、療養中にカミソリを使ったりしてはいけませんよ!(笑)
少しの間我慢することが大切です!
痛みが出てしまったら…
お肌が傷ついて起こる炎症が多いため、基本的にはデリケートゾーンを清潔に保ち、安静にしてあげることで治っていきます。
しかし、酷い場合には跡が残ってしまったり、黒ずみが残ってしまったりと後々のトラブルへつながってしまうので早めに病院に行くよう心がけましょう。