ヨーグルトパックでデリケートゾーンの黒ずみケアができるってホント?
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ムダ毛処理に余念のない女の子にとっては、デリケートゾーンのアンダーヘア処理は必須項目だと思います。
しかし、お風呂でアンダーヘアを処理していてぶち当たる壁が
「あれ?!こんなに私のデリケートゾーンって黒いの!?」
といった部分ではないでしょうか。
特に、デリケートゾーンはお肌が薄く、刺激に弱い部分。
しかしながら、毎日お風呂やトイレで擦ったり、下着で摩擦が加えられたり、排泄物が付着して刺激が加わってしまったりと、常にメラニン色素(黒ずみの元)は放出状態。
体の中でも1番黒ずみやすい場所でもあるのです。
でも、むやみやたらにお肌につけてしまうのは、余計なトラブルを引き起こしてしまいそうで心配ですよね!
そこで気になるのが、健康食品としても注目の高いヨーグルトを使ったヨーグルトパックです。
デリケートゾーンにヨーグルトを使うのは抵抗があるかもしれませんが…(笑)
本当にヨーグルトパックでデリケートゾーンの黒ずみが解消できるのでしょうか?
今日はデリケートゾーンの黒ずみにヨーグルトパックは効くのか?!!について書いてみたいと思います。
そもそも、ヨーグルトパックて何?
ヨーグルトパックってなんだか聞いたことがあるような…と首をかしげている方もいるかもしれませんが、実は結構昔から取り入れられている美容法です。
やり方はそれぞれありますが、どれも共通していえるのはお肌の上にヨーグルトをのせ、パックしてしまうという部分です。(読んで字のごとくヨーグルトパックですw)
食品として取り入れられているヨーグルトですが、過去にはきゅうりパックや、レモンパックなどの食品を利用した美容法が流行りましたよね。これと同じ類です。
実際に効果があるかは別として、確かにヨーグルトの真っ白な見た目はお肌にのせるだけでお肌自体も白くしてくれそうな気がしてしまいますよね。
事実、お肌に透明感が生まれたという意見もあったりして、これから試してみたいなと思っていた方も多くいらっしゃると思います。
ヨーグルトはどういった成分が黒ずみに効くの?
ヨーグルトにはビタミンやミネラル、タンパク質に加え、お肌のピーリング剤としても用いられるフルーツ酸が含まれています。
この中に含まれているビタミンB群はお肌の肌荒れを抑制し、改善していく働きがあるため、お肌のダメージから生まれる黒ずみにも効果的!
サプリメントでビタミンB群(特にビタミンB2、B6)を摂取されている方も多いですが、そのビタミンがヨーグルトにも含まれているんです。
そのため、お肌にのせると肌荒れが治るのではと期待されているのです。デリケートゾーンはお肌が薄く、肌荒れしやすいのでヨーグルトパックで肌荒れが治まるのであれば嬉しいですよね♪
また、ヨーグルトに含まれているフルーツ酸によって得られるピーリング効果はお肌の表面にある古い角質層を酸で溶かしターンオーバーを促進する働きがあります。
フルーツ酸は別名AHAとも呼ばれ、ドラッグストアでもAHA配合のスクラブや洗顔料などがありますが、そういった働きをヨーグルトで手に入れることができるんです。
一時的にもお肌表面にくっついた古い黒ずんだ角質層が一層されることで、黒ずんでいたお肌が明るくなって見えるというわけです。
ヨーグルトパックのやり方は?
ヨーグルトパックといってもヨーグルトだけお肌にのせてはテクスチャーが緩いのですぐに垂れてしまいます。
そういった液垂れを防ぐためにはテクスチャーを硬くする必要がありますよね。
そこで登場するのが、ヨーグルトと同じ食品である『小麦粉』です。
ヨーグルトパックに用いる小麦粉は、大体1:1の割合で混ぜ合わせます。
水分の多いヨーグルトであればもう少し小麦粉の量を多くしても良いかもしれません。
出来上がったヨーグルトペーストをお肌にのせたらパックの準備が完了!
目安としては5~10分間パックした状態をキープし、その後優しく洗い流します。
デリケートゾーンの場合は、粘膜部分を塗らないように注意しましょう。
ついつい効果が欲しいと長時間やってしまいがちになりますが、先ほども述べたようにヨーグルトにはフルーツ酸によるピーリング効果があるのでお肌の上に長時間のせておくのはNG!
10分以内であってもピリピリと肌刺激を感じるようであれば速やかに洗い流すようにしてくださいね!
※乳製品や小麦アレルギーをお持ちの方は、アレルギー反応が出てしまう可能性があるためオススメできません。また、お肌が弱い人はパックをする前に二の腕や背中など、見えない部分でパッチテストを行ってからパックをしてください。
賞味期限の切れたヨーグルトでも大丈夫?
食品にはよく賞味期限と消費期限という記載がありますよね。
一般的に知られている賞味期限は食品が美味しく食べられる期間のことを指します。すなわち、品質には問題がないけれど、この期間を過ぎると美味しく食べられないよということです。
そのため、賞味期限が切れているヨーグルトは使っても問題ありません。
問題となってくるのは消費期限のほうです。
消費期限は、賞味期限とは違い、この期間を過ぎると品質に異変が現れる可能性があるので食べないでくださいということを表しています。
そのため、消費期限を過ぎてしまうと雑菌が繁殖してしまう可能性があるのです。
雑菌が繁殖したものをお肌にのせてしまってはどうでしょう?
かぶれや、新たなトラブルが生まれてしまうのが容易に想像できますよね。
ヨーグルトパックで使うヨーグルトは消費期限が切れていない物を使うようにしてくださいね♪
ヨーグルトパックでデリケートゾーンのニオイが悪化する?!
ヨーグルトといえば少しツンとしたニオイが特徴的なので、パックをするにあたってニオイなども気になるところ…。
特に、デリケートゾーンの黒ずみにパックするともなれば、余計に変なニオイが出てきてしまうのか心配になってしまいますよね。
基本的に、ヨーグルトパックでお肌にニオイが移ってしまうということはありません。仮に少し残ったとしても、数時間もすれば消えてしまうので、過度な心配は必要ないでしょう。
それに、デリケートゾーンにのせてパックをしても粘膜部分には使用しないように使うので問題がないでしょう。
しかし、膣内に入ってしまった場合は膣内環境が乱れてしまい、ニオイが出てきてしまう場合もあります。
そのため、使用時はきちんと粘膜部分を避けてパックしてあげてください。もし粘膜部分に使えてしまったら速やかに洗い流してあげるようにしましょう。
ヨーグルトパックは本当に効果があるのか?
化粧品でもなく、有効成分があるわけでもないヨーグルトを使ったパックなので、一概に効果がありますと言えないのが残念なところ。
実際に、お肌の弱い人にとってみればヨーグルトに含まれるフルーツ酸が刺激になり、かぶれてしまうなどのトラブルになって見舞われてしまう場合もあるのです。口に入れるものだからといって、すべての人に対して優しいわけではなんですね。
また、ヨーグルトに含まれているビタミン群も、お肌表面にのせたところで吸収されないといった意見も…。
しかしながら、ヨーグルトパックで黒ずみが解消されたという意見があるのもまた事実なのです。人によっては即効性があるということで長年ヨーグルトパックを行っている方もいらっしゃいます。
ヨーグルトパックを行うのは自己責任にはなってしまいますが、1度は試してみる価値がありそうです。
最近では自分で作るヨーグルトパックを元にした、ヨーグルト美容液やヨーグルトパック剤なども売られているので1度試してみてはいかがでしょうか♪