デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/06

トイレのビデを使うのってどうなの?

最近では温水洗浄トイレが主流となり、ホテルやデパートのトイレではもちろんのこと、自宅のトイレにも温水洗浄機能がついているという方も多いと思います。

リズムや乾燥などいろいろな機能がついている中で、必ずと言っていいほど備わっているのがウォシュレットの隣にある『ビデ』という機能。

まだ温水洗浄トイレに慣れていない方や、男性の方にとってみれば

「ビデって何だ?」

といった状態だと思いますが、女性の中ではわりと知られた機能であり、トイレに行くたびに使っているよという方も多いようです。

今回は、実際に「ビデって何なのか?」「何のために使うのか?」「使っても大丈夫なのか?」といったビデ初心者の方の素朴な疑問についてご紹介しちゃいます!

そもそもビデって何?

温水洗浄トイレが流行りだして、日本にもビデという言葉を見かけるようになりましたが、起源は古く18世紀にもさかのぼると言われています。

ちなみに、ビデはフランス語であり、海外発信の文化なのです。ちょっと意外でしたか?

ヨーロッパ(イタリアやスペインなど)に旅行をされたことがある方であれば、見かけたことがあるかもしれませんが、トイレの横にトイレの形によく似たお湯が出てくる装置が置かれている場所が多くあります。

実は、その装置こそが現在日本の温水洗浄トイレに用いられている海外版のデビなのです!

起源が分かったところで、結局デビって何なの?というお話ですが、率直にいうと女性のデリケートゾーンやその周辺を洗浄するための機能です。

従って、ウォシュレットよりも手前に水が当たるように設計されています。 海外では蛇口をひねらないといけないですが、温水洗浄トイレだとボタン一つでお湯が出てくるのでとても便利ですよね!

特に、生理の経血や、汗をかいて少しベタつくデリケートゾーンを洗浄するのには非常に便利です。

実際にビデって利用されてるの?

デリケートゾーンを清潔に保つために設置されているビデですが、実際どれくらいの女性がビデ機能を使っているのでしょうか?

22~34歳の女性157名を対象にした調査によると、ビデを利用すると答えた女性が35%に対し、利用しないと答えた方は65%と、利用しない人の方が圧倒的に多いという結果になりました。

それぞれの理由としては・・・

 

≪ビデ機能を利用している方の回答≫

・「清潔にしないとかぶれやすいから」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「生理のときは洗い流すとすっきりするし、ニオイも治まる気がするから」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

やはり、ニオイやかぶれ、かゆみといったデリケートゾーン特有の悩みを解決するためにビデ機能を利用している方が多いようです。

一方…

 

≪ビデ機能を利用していない方の回答≫

・「なんだか、キレイだと思わないから。跳ね返りの水などが心配」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「出てくる水が汚さそうだから」(31歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「家でも外でも自分だけが使ってるわけじゃないし、不衛生な気がするから」(23歳/金融・証券/事務系専門職)

 

大好きな家族と共有のトイレですら汚れていたら気持ちが良いものではないのに、不特定多数の人が利用する場所のトイレでは不用意にあまり触りたくないですし、確かにビデを使ったときの跳ね返った水を想像するとあまり使いたくなくなってしまいますね。

デビは使った方がいいの?

女性の半数以上の人があまり使ったことがないというビデの機能ですが、実際に使った方がいいのであれば積極的に利用していきたいですよね。

きっと、使っていなかったという方の中にも、ビデを使うメリットが分からずに使用を控えていたという方もいらっしゃいます。

では、ビデを使った時のメリット、デメリットをご紹介します。

 

≪ビデを使った時のメリット≫

やはり、トイレで用を足した時にトイレットペーパーで拭くよりも、しっかりとお水で流してあげる方が、洗浄力が高く、経血や汗、おりもの、排泄物の付着を防いでくれます

そのため、デリケートゾーンのかぶれやニオイ軽減にも一役買ってくれます。 不快感も軽減され、生理痛などの緩和が期待できることから、生理中に使う方がメリット多く感じることができるかもしれません。

 

≪デビを使った時のデメリット≫

トイレのウォシュレット内の水は清潔なお水ではありますが、お水の通る管や、水の出口、跳ね返りを考慮すると衛生面では非常に気になるところです。

また、清潔に保たれるからと洗い過ぎることで、デリケートゾーンの肌に存在する常在菌が洗い流され、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます

そのため、綺麗にしたはずなのに、ニオイやかゆみといったトラブルに悩まされてしまうことも少なくありません。

また、常在菌が減り、抵抗力が低下することにより、子宮内感染や早産、性感染症のリスクが高まってしまうこともあります。

 

それぞれ、メリット、デメリットがありますが、どちらかといえばデメリットが多い印象を受けますね。

実際に調査結果にもあったとおり、衛生面がデメリットになっている場合が多いようです。

しかしながら、メリットと感じる部分も多く、清潔なお水で洗い過ぎることがなければ、ビデ自体は非常に良い物で、不快感の緩和ができ、ストレス軽減にも効果を発揮してくれます。

トイレについているデビでは衛生面に問題があるということなので、どのようにしてデリケートゾーンを洗浄するのが一番いいのでしょうか?

使い捨てタイプのデビが正解!

デリケートゾーンを洗って不快感を無くしたいのに、温水洗浄トイレについているビデは汚くて使いたくないという方にオススメなのが、薬局などに売ってある使い捨てのビデ

薬局では何本か水の入った容器が入っており、価格としては1本あたり300円前後が平均といったところでしょうか。

もちろん、水状じゃなく、ジェリー状だったり、お肌表面と同じ弱酸性のお水だったりと、トイレのビデ機能では得られない特徴があり、どれを買ったらいいのか分からなくなると思います。

そんなときは、つい高い商品を買ってしまいがちですが、実はそれも危険。

高い商品になればなるほど、いろいろな成分が含まれており、お肌の弱いデリケートゾーンでは刺激になってしまう可能性があるからです。

良かれと思って高い商品を使って刺激を与えてしまう結果になるのは辛いですよね。

では、どういったタイプの使い捨てビデが良いのかというと、実は中身がシンプルなものが正解

滅菌蒸留水という、精製水を滅菌したものだけが入っている物を選んであげるようにしたほうがトラブルが少なく、デリケートゾーンの洗浄も安心して行うことができますよ。

ただし、いくら滅菌蒸留水を使っていたからといって洗い過ぎは厳禁

上にも書いたとおり、常在菌を洗い流してしまい、ニオイやかぶれといったデリケートゾーントラブルが発生してしまいます。

また、使い切りタイプの商品は繰り返し使うのもNG!

1度使ったものは雑菌が繁殖してしまうので、毎回新しい物を使うようにしてくださいね!

賢くビデを使って生活を快適に!

今回、この記事を読んで使い捨てのビデがあることを初めて知ったという方も多いのではないでしょうか?

デメリットが多いと言われているビデですが、使い捨てタイプの物を使うだけで清潔にデリケートゾーンの洗浄をすることができるので、安心して使用できますよね♪

生理の時などは特にメリットをかんじやすいビデなので、ぜひ適切に取り入れて、ストレスフリーのデリケートゾーンを体験してみてくださいね♪

 

≪参考≫

(参考:ぶっちゃけ、トイレのビデ機能って使ってる? 約7割の女性の実態とは……