生理の時の必需品!?タンポンってどうなの?
目次
女性の方であれば、小学校高学年くらいから生理が始まり出し、毎月嫌なイベントと付き合うようになります。
最初はナプキンから使い始めるのが定番だと思いますが、次第に大人になるにつれていろいろな種類の生理用品があることを知ると思います。
中でも、先ほど挙げたナプキン同様に、一般的に使われている生理用品といえばタンポンではないでしょうか。
テレビCMでも流れているので、使ったことはないけれど、目にしたり、聞いたりしたことがあるという方も多いと思います。
しかしながら、なぜか
「タンポンは怖いもの」
と思い込んで、なかなかチャンレジが出来ない人がいるのも事実です。
たしかに、ナプキンとは全く違う使い方をするので怖いというイメージがついてしまうのも頷けます。
では、本当にタンポンは怖いものなのでしょうか。
もちろん違います。
しっかりと使い方を守れば、ナプキンよりも快適に日々の生活を過ごすことができますし、ナプキンよりもタンポンのほうが好きという方も沢山いらっしゃいます。
タンポンでしか得ることができないメリットも沢山あるのですよ♪
そこで今回は、生理用品の代表タンポンについて調べてみました☆
タンポン派とナプキン派。あなたはどっち?
では、巷でナプキンとタンポンのどちらが選ばれているのか聞いてみました。
それぞれの意見はというと…
≪ナプキン派≫
・初めて生理が来てから、今日に至るまで生理用品といえばナプキンを使っています。簡単に取り付けられるし、楽ちんです。
・最近ではコンパクトな物や可愛いデザインの物も発売されて、持ち運ぶのも楽しくなりました。香り付きがあるのも嬉しいです。
・タンポンは使いましたが、体に合わなあったためナプキンに落ち着きました。特に不便はしていないので、このまま使い続けると思います。
≪タンポン派≫
・1度使うと快適すぎてやめられなくなります!ここ最近はタンポンしか使ってないです。
・トイレに行くたびに経血を見るのが嫌でタンポンデビューしました。最初は違和感がありましたが、今では問題なく使用できています。
・タンポンのメリットといえば、温泉やプールといった場面でみんなと一緒に行動できるところだと思います。ナプキンでは温泉で別行動になっちゃいますからね…。
このような意見が出てきましたが、確かにナプキンにもタンポンにもメリットやデメリットが存在しています。
タンポンにはナプキンで手に入れることができないメリットがあるので、魅力の1つかもしれませんね♪
ではさっそく、タンポンのメリット、デメリットについてご紹介してみます♪
タンポンのメリットは?
先ほども書いたように、タンポンにはナプキンでは手に入らないメリットが沢山あります。
しかし、なかなか人には使い心地を聞けないので確認ができないですよね(笑)
では、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
タンポンのメリットは…
・ムレが減少され、かぶれなどの肌トラブルが抑えられる
タンポンを使うことにより経血が膣内で吸収され、膣外に出てくることがないので、デリケートゾーンが血液で汚れてしまうことが無くなります。
ナプキンだとどうしても経血のせいでムレてしまいますが、タンポンのおかげでムレなくなるので、かぶれや痒みといった肌トラブルが抑えられるというわけです。
さらに付け加えると、ムレが抑えられるということは雑菌の繁殖も抑えられるということ。ニオイが発生する原因は雑菌とも言われているので、ニオイ軽減にもタンポンは一役買ってくれます。
特にデリケートゾーンがムレやすくなる、夏や冬時期はナプキンからタンポンに切り替えるという方もいらっしゃいます。
・荷物の量が減る
タンポンはナプキンと違い、1回の使用時間が長いのが特徴的です。
商品の種類にもよりますが、最長8時間まで使用ができるものもあり軽い外出程度であれば1回も取り換えることなく外出を楽しむことができます。
1つ当たりの容量も小さく、バックにスッポリと収まるため、ナプキンのように何個も持ち運ぶ必要がないのは嬉しいですよね♪
・温泉やプールに入れる
特にタンポンのメリットを感じるのは、このシーンではないでしょうか。
膣外に経血が出ないので、公共施設である温泉やプールに入ることが可能です。修学旅行の時、生理のため個別のお風呂だったという経験がある方でも、タンポンを使えばみんなで一緒にお風呂を楽しめます。
・経血が漏れる心配がない
タンポンは膣内でしっかりと経血を吸収する作りになっているので、基本的には漏れることはありません。そのため、ナプキンを使用していて、夜の伝い漏れが心配で眠れないという方は夜だけタンポンを使用することをオススメします。
使い始めて間もない頃は挿入位置を間違えて、漏れてしまう可能性があるので、しっかりと使い方をマスターしましょうね♪
もちろん、上にあげた以外にも、使っていて便利だなと感じるシーンは沢山あると思います。
では反対に、タンポンを使う上でのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
タンポンのデメリットは?
メリットが多いからといって、デメリットが無いわけではありません。
しっかりと、メリットとデメリットを照らし合わせて自分に合うかどうかを確認してみてくださいね!
・膣の中に挿入するため違和感がある
タンポンは膣の中に挿入するタイプの生理用品のため、中に異物を入れるのに抵抗がある人には向いていません。さらに、中に入っていることで違和感を覚える人がいることも確かです。
違和感が気になってトイレの度に触ってしまったり、仕事や勉強に集中できなくなってしまったりするとタンポンを使用しない方が快適に過ごすことができるかもしれませんね。
また、怖がって変な位置に挿入してしまうと経血漏れの原因にもなってしまいます。
・腹痛を感じる場合がある
中にタンポンが入っているという違和感から、腹痛を感じる人も少なくないようです。体質的に合わないといったパターンもあり得ます。
下腹部にかけて痛みが出やすいので、痛みが出たらすみやかに使用を中止するようにしましょう。
・取り出す時に痛みを感じる場合がある
タンポンは経血を大量に吸収するために作られた生理用品のため、経血量によってライトタイプや長時間タイプなど様々な種類があります。
経血量が少ないのに、吸収量の多いタンポンを使うと膣壁を傷つけてしまう可能性があるため、経血量に見合ったタイプのタンポンを使う必要があります。
・ヒモが切れてしまう場合がある
意外にもあり得てしまうのがタンポンの紐が切れてしまうケース。無理やり引っ張ったりすると切れてしまうことがあるのだそうです。
当然、吸収剤が膣の中に入り込んでいるので紐が切れてしまうと取り出すことが困難に…。そんな時は恥ずかしがらずに婦人科へ診てもらうようにしましょう。
タンポンで気をつけなければいけないのは使用時間!
タンポンを使用する上で、一番気をつけなければいけないのが使用時間です。
上にも書いた通り、1回の使用を8時間以内に定めているメーカーも多く、それ以上使ってしまうと「トキシックショック症候群(TSS)」を発症してしまう恐れも出てきてしまいます。
トキシックショック症候群とは、黄体ブドウ球菌から発せられる毒素が原因で起こる急性の疾患のことで、初期症状としては突発的な発熱・嘔吐・下痢などの症状が現れるというものです。
使用時間を守らず、長時間体内にタンポンがあることで黄色ブドウ球菌が増殖し、毒素を生産しやすくなると言われています。
もちろん、規定時間内であっても異変が現れた場合はただちに使用を中止し、婦人科へ相談する必要があります。
使用方法を守れば快適な生理ライフが手に入る♪
使用方法を守らないと健康を脅かしたり、膣内を傷つけてしまったりとトラブルが発生しやすくなってしまいますが、きちんと使用方法を守って使用すればナプキン以上に生理の日を快適に過ごすことが可能となります。
これまで、生理の日だからとブレーキをかけていたプールや温泉、またショッピングなどの遊びにも羽を広げて楽しむことができますよ♪
もし、まだ1度もタンポンを使用したことが無いという方であれば1度使ってみる価値は有ると思います。
ぜひ1度、チャレンジしてみてくださいね♪