デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/06

デリケートゾーンのpH値に気を付けるべき?

デリケートゾーンのpH値について耳にしたことがありますか?

デリケートゾーンの記事読んでいる方であれば、何度か目にしたことがあるかと思いますが、おそらくほとんどの女性の方がデリケートゾーンのpHを気にしたことが無いと思います。

私の周りでも、デリケートゾーンのpH値に注目しているという方は一人もいません(笑)

おそらく、ほとんどの方が気にせず、毎日のお風呂で身体を洗うのと同様に、デリケーゾーンもボディーソープや石鹸などで洗っていると思います。

でも実は、デリケートゾーンとpH値の関係は切っても切れない、とても重要な関係にあるんですよ!

今抱えているデリケトーゾーンの悩みが、もしかしたらpH値に関するものだとしたら…目を背けるわけにはいかないですよね!

特に、かゆみに悩まされている方はpH値がデリケートゾーントラブルの原因になっているかもしれません。

pHって何??

一度は学校の授業で耳にしたことのあるpH。

でも、日常生活で耳にしないので忘れてしまいますよね(笑)

一度、pH値とは何かを復習してみましょう♪

pHとはカタカナで“ペーハー”と読み、時に“ピーエッチ”とも呼ばれ、日本語では「水素イオン指数」と言い換えることができます。

アルカリ性なのか、酸性なのかをpHを使って示すことができるのです♪

0~14の数値を用いて、中間地の7を中性とし、7よりも低いと酸性、反対に7よりも高いとアルカリ性と判断することができます。

普段の生活ではpHについて考えることはなかなかないですが、pHは私達の生活にとってとても重要な値なんですよ!

もちろん、私達の身体においても重要なのは言うまでもありません。

お肌とpHの関係は?

 

よく“お肌は弱酸性”と言われますが、数値に言い換えるとpH 4.5から6の数値を表しています。

最近では、よくボディーソープなどでも弱酸性を特徴とした商品が出回っているので、弱酸性がお肌に良いということは何となく理解できている方も多いと思います。

やはり、弱酸性と書かれているパッケージを見ると、ついつい手が伸びてしまいますよねw

では、なぜお肌にとって弱酸性が良いのでしょうか?

詳しく知らないという方も多いと思います。

実は、もともとお肌は自然と酸性気味に傾いており、そうすることで雑菌の繁殖を防いでいるんです。

そのため、お肌の酸性状態を邪魔しない、同じ弱酸性の洗浄剤が人気を集めているのです。

デリケートなお肌を守るために、自らの防衛機能としてお肌を酸性に傾けているんですよ。

では、デリケートゾーンのpHは一体どうなのでしょうか?

デリケートゾーンとpHの関係は?

気になるデリケートゾーンのpHの関係はというと、他の身体のお肌同様、デリケートゾーンのお肌も酸性に保たれ、雑菌の繁殖を防いでいるんです。

特にデリケートゾーンは蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい環境なので、酸性をたもつよう気をつかってあげないとトラブルの元となってしまうのです。

しかし、時にデリケートゾーンのpH値が酸性寄りではなくなってしまう時があります。 その原因は一体なんなのでしょうか?

デリケートゾーンが酸性ではなくなってしまう時って?

普段は酸性寄りのデリケートゾーンですが、様々な要因によって酸性状態ではなくなってしまい、トラブルを引き起こしてしまう場合があります。

意外にも普段何気なくしていることが原因になっていることもあるので、驚かれる方も多くいるんですよ!

 

◇ストレスや体調不良によるもの

身体の根本から弱酸性の肌を保つのが難しくなってしまった場合、お肌はどんどんアルカリ性へと傾いてしまう傾向があります。

もともとお肌の弱い方やアトピー性の肌の方も同様に、弱酸性を保つのが難しく、アルカリ性に寄った肌のpH値になっていることがあります。

 

◇ビデの使い過ぎ

ウォシュレット機能がついているトイレでよく目にする『ビデ』の文字。

使ったことのある方も多いと思いますが、ビデはデリケートゾーンを水で洗浄する機能のことです。 特に生理の時などは利用しているという方も多いかもしれませんね!

実は、このビデの使い過ぎもデリケートゾーンのpH値を乱してしまう原因になってしまうのです。

お水はpH7程度の中性であると言われています。この中性のお水を当てると、デリケートゾーンも一時的にアルカリ性に引っ張られてしまうのです。

さらに、ここから酸性に戻っていくのに3時間程度かかると言われています。 そのため、こまめにトイレに行かれる方で、常にビデを使っている方は酸性の状態を保つことが難しいと言えるのです。

 

◇弱酸性以外の洗浄剤を使っている

最近では弱酸性の洗浄剤が多く出回っていますが、基本的に石鹸やボディーソープはアルカリ性のpH値を示します。

そのため、アルカリ性の洗浄剤で洗った際に、しみるなどの刺激を感じる方も多くいらっしゃるのです。

先ほどのビデ同様に、一度乱れてしまった酸性の状態を元に戻すには約3時間かかってしまい、酸性状態でなくなることで殺菌機能が失われてしまいます

雑菌の繁殖しやすいデリケートゾーンでは特に注意したいポイントです。

特にボディソープなどは体の延長としてデリケートゾーンを一緒に洗う方の方がほとんどだと思います。

そのため、デリケートゾーンのトラブルに見舞われても原因が分からないという方が多いのです。

pH値が乱れることで起こるデリケートゾーントラブルは?

pH値が乱れてしまうとデリケートゾーンの殺菌機能が失われてしまうということが分かったところで、どのようなトラブルになってしまうのか気になりますよね! pHバランスが崩れてしまうと…

◇ニオイがきつくなる

もともと雑菌が汗や皮脂を分解するときにニオイが発生していると言われています。

女性なら何としてでも避けたいデリケートゾーンのニオイですが、pH値のバランスが崩れることで殺菌能力が減少し、臭いの元となる雑菌が繁殖していきます。

そのため、ニオイも比例してきつくなってしまうんのです。 臭いが気になってゴシゴシ洗っても匂いが取れないのは、もしかすると洗ったことにより酸性を保てなくなってしまったからかもしれませんよ。

 

◇かゆみが出てくる

酸性でなくなってしまった際の殺菌能力低下により、雑菌が増え、痒みを引き起こす場合があります。

強烈な痒さというよりは、ムズムズするといった痒さを感じる方の方が多いようです。

痒みが出てくると自然と過剰に洗いたくなってしまいますが、そこはグッと我慢! 洗いすぎてしまうことが逆効果になってしまいますよ!

 

◇ターンオーバーが乱れ、色素沈着などしやすくなる

お肌を乾燥させずに守ってくれている角質層にある成分『天然保湿因子(NMF)』が安定して留まることのできるpH値が弱酸性と言われています。

そこをアルカリ性に偏らせてしまうと、お肌が乾燥しやすくなり、結果としてお肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを乱してしまう結果に繋がってしまいます。

ターンオーバーが乱れるということは、お肌の表面(表皮)で生成されたメラニン色素が排出されなくなり、留まり続けてしまうため、色素沈着といったお肌が黒ずんだ状態になってしまうのです。

大切だけど、過剰に心配しなくても大丈夫!

何度となくデリケートゾーンのpH値の乱れはトラブルの元になるとお伝えしてきましたが、実際に生活を送るうえでpH値を気にかけながら生活することは本当に難しいと思います。

気にしすぎると今度はストレスを抱えてしまうことにもなってしまいますしねw

過剰に気にするのではなく、トラブルがあった時に少し頭によぎるくらいで意識するのがベスト!

どうしても気になるという方はデリケートゾーン専用の石鹸などの特別ケアを取り入れてあげるといいですよ♪