デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/06

何とかしたい!ムズムズかゆいお尻のかゆみ!

デリケートゾーンのかゆみに悩まされる女性が多い一方、お尻のかゆみに悩まされているという女性も実は少なくありません。

時にはかゆいだけじゃなく、ヒリヒリとした痛みが走り、痛痒さがもどかしい気持ちにさせてくれますよね。

気になって確認したら、お肌が赤くかぶれてしまっていたという経験をした方もいるかもしれません。

お尻がかゆいなんて人に相談できる内容でもないですし、何よりも大好きな彼とのデートや友達と遊んでいる時にムズムズとしたかゆみに襲われたら心から楽しむこともできなくなってしまいますよね!

 

では、どうしたらお尻のかゆみは治まってくれるのでしょうか? 今回は、気になるお尻のかゆみについてご紹介させていただきますね!

思い当たる節がないのにお尻がかゆい!

 

「お尻が痒くて夜も眠れない!」

そんな経験をしたことはありますか?

女性が、「お尻がかゆい」なんて言ったら嫌われてしまいそうですが、当然のことながら女性にだってお尻のかゆみは突如として襲ってきますし、日本には男女問わず約600万人もの人がお尻のかゆみに悩んでいると言われています。

悩んでいるのはあなただけじゃないので安心してくださいね♪

さて、そんな頭を悩ませるおしりのかゆみのことを総じてなんというかご存じですか?

思い当たる節がないのに、ムズムズと痒くなり、しまいには我慢できない程のかゆみに襲われてしまうという方は、肛門掻痒症(こうもんそうようしょう)かもしれません!

これは、皮膚にかゆみのでる原因がないのに、ムズムズとかゆみが出てしまう病気です。

そのため、皮膚が痒くなるような皮膚病ではありませんし、人に移るような感染性のあるものでもありません。

 

肛門掻痒症(こうもんそうようしょう)とは?

上にも書いた通り、肛門掻痒症は皮膚病ではありませんし、感染性のウィルスや菌で媒介するものでもありません。

体内から発生した湿疹によるかゆみともまた違うのが肛門掻痒症の症状です。

要は、目立った原因がないのにかゆみが発生してしまうものを肛門掻痒症と呼んでいます。

では、最初にかゆみがでるきっかけは何なのでしょうか?

それは、トイレの際にしっかりと拭けておらず、排泄物が肌に付着した状態のままでいることがきっかけとなっています。

簡単に言えば、拭き残しですね! 付着した排泄物から雑菌が繁殖し、最初は少しムズムズと、妙に落ち着かない嫌なかゆみに襲われます。

酷い場合は我慢するのが辛いほどのかゆみに襲われる時もあり、就寝中も無意識に掻いてしまうなど改善が見込めなくなってしまう場合もあります。

自分の判断で薬を使用すると、かえってムレを引き起こし、かゆみを悪化させてしまう場合があるので、我慢ができないかゆみに悩まされたら肛門科へ行くようにしてくださいね!

ヒリヒリと痛かゆい場合は“かぶれ”が原因かも。

ムズムズとしたかゆみとは少し違う、少しヒリヒリとした痛みを伴う場合は、もしかしたらお尻の周りがかぶれてしまっているかもしれません。

下着や、生理用品といった化学繊維でかぶれている場合もあります。

特定の下着を身に着ける時だけかゆみが悪化する、生理の時だけかゆみが出てくるといった場合には、原因が推測しやすいです。

お肌に合わないと思われる下着や生理用品はなるべく避けるようにしましょう。

また、お尻は汗をかきやすい場所でもあり、椅子などに座って下着と圧迫されることも多く、湿度が高くなりやすい場所。

お尻は身体の中でも一番湿度が高くなりやすい場所とも言われています。 そのため、汗や湿度による刺激がかぶれを引き起こし、不快感を覚えてしまうことが多くなってしまうのです。

なるべくお尻部分の湿度を下げるよう、通気性の良い綿タイプの下着を身に着け、パンツも締め付けが少ない物を選ぶようにすると良いでしょう。

かゆみが出てしまった場合は…

どんなに気をつけていてもかゆみが出てしまうことはあると思います。

そんな時は一体どうしたらいいのでしょうか?

 

・洗い過ぎない!かかない!

かゆみが起こると、お尻を綺麗にしようと強くトイレットペーパーで擦ってしまったり、身体を洗う際にゴシゴシと洗ってしまったりと、お尻に対してダメージを与えてしまいがち。

もちろん、痒くて掻きむしってしまうのも同様です!

お尻周辺は粘膜もあり、更には皮膚も薄いため、擦ったり、掻いたりしてお尻周りにダメージを与えてしまうと、お尻の皮膚はどんどん乾燥し、かゆみはさらに悪化してしまうのです。

お風呂でゴシゴシと洗うのはもちろんのこと、ウォシュレットで念入りに洗うのも症状を悪化させる原因となってしまいます。

刺激を与えず、我慢できる程度のかゆみであればデリケートゾーン専用のかゆみ止めを利用するのも1つの方法です。

 

・デリケートゾーン専用のかゆみ止めを使う

最近では、お尻のかゆみにフォーカスされた薬が薬局でも販売されるようになり、手軽に変えるようになってきました。

もちろん、薬局で買うのが恥ずかしいという方には通販で買うという手段もあります。 しっかりと患部を清潔にし、お風呂上りなどに塗ると良いでしょう。

しかし、我慢できないようなかゆみに市販で売られているかゆみ止めを使うのはNG!

より悪化させてしまう場合があります。

それでも治らない場合は?

 

お尻のかゆみの原因はかぶれや雑菌だけではありません。

かゆみがあるからと肛門掻痒症を疑っていたら、実は違う病気だったということも実はありえてしまいます。

肛門掻痒症と間違えてしまいやすい、かゆみが出てしまう病気をいくつかご紹介させていただきます。

 

・皮膚カンジダ症

デリケートゾーンでは膣カンジダ症という病気がありますが、実はお尻周辺でもカンジダ症にかかってしまうことがあります。

普段、皮膚の上に存在している常在菌(カビ菌)が増殖してしまうことでかゆみが出てしまいます。

特に、風邪をひいたりして免疫力が低下している場合などは発症しやすいようです。

強いかゆみが特徴ですが、免疫力が回復してくると治ることもあり、皮膚科に行けば薬の処方もしてもらえます。

 

・ぎょう虫

小学生の頃に、お尻にセロハンを当てたぎょう虫検査をした記憶があるとい方も多いと思いますが、ぎょう虫という虫に寄生されることでかゆみを引き起こしています。

子供に多い寄生虫症ではありますが、大人も感染することがあるので注意が必要です。

ぎょう虫は夜中にお尻周辺に卵を産み付ける習性があるため、明け方に強いかゆみに襲われた場合はぎょう虫の可能性があります。

1人が寄生されてしまうと、家族全員が寄生される可能性があるため、早めに保健所などで検査を受け、対処を行いましょう。

 

・皮膚癌

稀に皮膚癌でもかゆみが出てしまうことがあります。

長い間、かゆみが治まらず、湿疹が出来ていると思って病院を受診してみたところ皮膚癌と宣告されたという事例もあるようです。

市販の薬や、処方された薬を使ってみて1か月経過しても症状に改善が見られない場合は注意が必要です。

そのまま見過ごしてしまうことのないよう、しっかりと皮膚科や肛門科などの専門機関で検査をしてもらうようにしましょう。

お尻のかゆみとサヨナラして快適に過ごす

非常にかぶれやすい場所であるお尻のかゆみは、しっかりとケアをすることで無くすことができます。

もちろん、肛門科や皮膚科で見てもらうのが恥ずかしいという方は婦人科を受診したって大丈夫!

大事な会議やデートの時にムズムズと我慢できないかゆみに襲われ、最悪な思い出を作ってしまうことを考えたら、病院を受診するのなんて怖くないですよね♪

男女問わず600万人もお尻のかゆみに悩んでいる人がいるのですから、あなただけが悩んでいるわけじゃありません♪

きちんと原因がどれなのかを見極め、適切な対処でかゆみを撃退しましょうね!