デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/04/17

悪化すると黒ずみに?!お尻ニキビ対策とは!

ニキビが出来てしまうのは女性にとってとても辛いことですよね。

それが、顔のような見える場所でなくても、ニキビという存在自体に不快感を抱いてしまいます。

体の中では皮脂腺汗の量が多いと言われる、顔、背中、脇といった部分にニキビが出来やすいとされていますが、お尻も例外ではありません。

ニキビは毛穴の炎症で起きてしまうので、毛が生えている場所であればどこにでも出来てしまう可能性があるのです。

その中でも、特にお尻は物理的に加わるお肌へのダメージが多い場所(=お尻)はニキビが出来やすいのです。

下着やズボンとの摩擦、毎日のお風呂、椅子に座った時に圧迫や、吸湿性の悪い下着を履き続けた時に起こるムレなど…お尻はニキビができやすい環境が整っているといっても過言ではありません。

お尻は日々目にする場所ではないので、ズボンを脱いだときや体を洗っている時に痛みが走り、ニキビの存在に気付くことも多いですよね。

特にお尻のニキビは、椅子に座った時に痛みが出やすく、生活にも支障をきたしてしまう厄介な存在です。

もちろん、できることならお尻ニキビを無くしていきたいというのが本音ですよね。

今回は、お尻ニキビの出来てしまう原因と対策についてご紹介いたします♪

 

お尻ニキビが出来てしまう原因とは?

そもそも、お尻ニキビが出来てしまう原因とは一体何なのでしょうか?

お尻ニキビの原因を探る前に、まずは、ニキビができるメカニズムからお伝えさせていただきますね!

ニキビは、皮脂や埃、古くなって剥がれ落ちた角質が毛穴に詰まり、炎症が起こってしまっている状態のことを指します。

顔のニキビで例えると、思春期ニキビであれば皮脂の詰まり、大人ニキビになれば皮脂の他に、古くなった角質や埃などが毛穴へ詰まりニキビへと発展しやすくなります。

特に、摩擦が多く与えられている場所では、角質の剥がれる頻度が高く、毛穴に詰まりやすくなってしまいます。

また、乾燥肌の場合は、乾燥を潤わそうと皮脂を過剰分泌し、乾燥によって剥がれた角質が毛穴に詰まりニキビが出来やすいと言われています。

では、お尻の肌状態はどうなのでしょうか?

先ほども書いたように、お尻は非常に多くの刺激を受けやすい場所です。

具体的にどのような刺激がお尻ニキビへとつながってしまうのでしょうか?

 

▼座った状態が長時間続く場合

日常生活の中で、お尻をついて座っている状態は意外と長いもの。

デスクワークの方はもちろん、ご飯を食べる時や、テレビを見ている時など、常にお尻は体に圧迫されている状態にあります。

圧迫されることにより、お尻の皮膚を守ろうと角質層が厚くなり、その結果、皮脂が上手く排出できなくなり、毛穴に詰まることでニキビへと発展してしまいます。

特に、座ることで体重がかかりやすい尾てい骨周辺は角質層も厚くなりやすいことから、尾てい骨周辺にニキビが出来やすい人は、適度にスクラブなどを使って余分な角質を落としてあげることが良いでしょう。

既にニキビが出来てしまっている場合は、スクラブが余計な刺激になって悪化してしまうので、完治するまで待ってから行うようにしましょう。

 

▼衣服による摩擦

お尻は下着やパンツ、女性であればタイツやストッキングといった衣服と密着している部分です。

歩くたびに摩擦が生じ、お尻の中央部分(お尻のほっぺたともいわれる部分)は特に摩擦が大きくなる部分です。

摩擦が生じることにより、角質層が剥がれ、毛穴に落ち込んでしまいやすくなります。特にお尻は汗や皮脂も多いことから、毛穴に詰まってしますことが多く、炎症がおきニキビへと発展してしまうのです。

乾燥肌の場合はカサカサとした肌触りで確認することができるので、乾燥を感じるようであれば保湿剤を用いて、乾燥対策をとってあげることもオススメです。

また、下着の素材もこだわるのもポイント

お尻は汗をかきやすく、衣服とも密着しているため非常に蒸れやすく、毛穴に詰まった皮脂や汚れを好む雑菌が繁殖しやすい場所です。

お尻の蒸れを解消してあげるためにも、ナイロンやアクリルといった化学繊維の下着を避け、天然素材のシルクや綿などの下着を身に着けるようにするだけでも蒸れにくくなるため、ニキビ予防にも効果的です。

 

▼すすぎ残し

これまで一度や二度、髪の生え際にニキビができた経験はありませんか?特に、時間がなくてササッと済ませた時に限って出来やすいですよね。そんな生え際ニキビの原因は、すすぎ残した洗顔料や、シャンプーが原因と言われています。

お尻は目に付きにくい場所ということもあり、実はすすぎ残しが発生しやすい場所の1つでもあります。

シャンプーに含まれる油分がお肌に残ることで毛穴に詰まり、炎症を引き起こすことでニキビになってしまうので、対処法としてはしっかり洗い流すほかありません。

シャンプーやコンディショナーが終わったあとに、ボディソープで体を洗ってあげる方が、付着していたシャンプーなどを洗い流してくれるのでオススメです。

もちろん、その後のボディソープもしっかりと洗い流してあげることをお忘れなく。

ヌルヌルとした手触りのままお洋服を着てしまうのは厳禁ですよ!

 

お尻のニキビは黒ずみの原因に…

ニキビがお尻に出来やすい原因がお分かりいただけたところで、次はどうケアをしていくかがポイントになってきます。

出来た場所がお尻といえ、ニキビの症状は同じなので適切なニキビケアが必要となってきます。

ムレや刺激の多いお尻なので、下着は極力肌に優しい天然素材を選ぶようにし、雑菌が繁殖しないように常に清潔に保つのを心がけましょう。

下着の上に履くズボンにも気を付け、締め付けの少ない物を選ぶようにすると、余計な刺激が加わりにくくなります。

気になって触たり、刺激を加えたりしてしまうと炎症が悪化し、黒ずみになってしまうこともあります。

炎症が悪化する前に皮膚科に受診するか、ニキビ治療薬を取り入れるように心がけましょう。

実は、何度もご紹介をしている黒ずみケアクリームの「ハーバルラビットナチュラルゲルクリーム」ですが、黒ずみケアができる上に、ニキビケアにも有効なようです。

グリチルレチン酸2Kが炎症を抑える有効成分なので、ニキビも黒ずみも一緒にケアができてしまう黒ずみケアクリームなので是非、チェックをしてみてください! 

  

ニキビだと思ったらニキビじゃない場合!

お尻にはニキビが出来やすいと言われていますが、実はニキビと非常に良く似ていながらニキビではないトラブルもあるのです。

それが、粉瘤(ふんりゅう)というものです。一見、ニキビと間違えてしまう程似ていますが、実は腫瘍の一種

皮膚の下に袋状の嚢胞と呼ばれる構造物ができ、剥がれ落ちた角質や垢、皮脂などが詰まってどんどんと膨らんでしまう症状があります。

出来たばかりのころは、ニキビと間違えやすい見た目ですが、次第に粉瘤が大きくなってくると大きく腫れあがり、痛みや熱が出るのでニキビとの違いをはっきりと確認できるようになります。

自然治癒ができず、放っておいても結果的に膿んでしまうだけで、より症状が悪化してしまうので早期の治療が大切です。粉瘤の存在に気付いたら速やかに皮膚科へ受診するようにしてください。デリケートゾーンに近い場所に発症している場合は、婦人科でも大丈夫です。

治療法としては、袋状になっている嚢胞そのものを切開して取り出してしまう手術が一般的です。こうすることで、再発を防ぐことができるので、1度発症して再発が嫌な方は嚢胞ごと摘出してしまっても良いと思います。しっかりと医師と相談をして治療を進めてくださいね!

 この塊何だろう!?デリケートゾーンの肌トラブル『粉瘤』とは?

お尻のニキビとさよならして快適な日々を手に入れよう♪

痛みがでて初めて気づく方も多いお尻のニキビですが、無意識で刺激を与えすぎて悪化させてしまっていることもあるというのを分かっていただけましたでしょうか?

たかがニキビと軽く見てしまいがちですが、悪化させてしまうと黒ずみとして残ってしまうこともあるので注意が必要です。

しっかりとケアをしてあげることでお尻にできるニキビの数は減らすことができるので、日々の習慣を振り返り、お尻のニキビを発生させる原因をしっかりと見つめ直してみてくださいね♪