デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/02/06

デリケートゾーンはこうやって洗うべき!

女性の方なら綺麗好きな方も多いと思いますし、毎日お風呂で体を洗うのが当たり前だと思います。

首や肩、脚といった体のパーツと同様に、ゴシゴシとボディソープでデリケートゾーン(陰部)を洗っているという方はいませんか?

実はその洗い方が、日頃頭を悩ませているデリケートゾーンの黒ずみやニオイの元かもしれません!

トラブル対策にいろいろと下着を変えたり、薬を使ったりと工夫を凝らしてみても、そもそものデリケートゾーンの洗い方を間違えていれば、その効果が感じられなくなってしまいます。

それどころか悪化することもあるのです。

しかし、デリケートゾーンの洗い方といえば、実はあまり知られていないのが現状です。 実際、学校で教えてくれるわけではないですし、家でも教えてもらったという経験のある人は少ないのではないでしょうか。

もちろん、気をつけたいのはデリケートゾーンの洗い方だけではありません。

洗う時に使う石鹸やボディソープはどうなのか、手で洗うのか、スポンジで洗うのかなど、あまり知られていないタブーがいっぱいあるのです。

今回は、しっかりと日頃のケアの効果を発揮できる、デリケートゾーンの洗い方についてご紹介させていただきます♪

デリケートゾーンの洗い方を間違えると…

まず初めに、日頃、どのようにデリケートゾーンを洗っているかを思い出してください。

ボディソープをタオルやスポンジにつけて洗う人、ボディソープを手につけてゴシゴシ洗う人、デリケートゾーン専用石鹸などの専用商品をつけてゴシゴシ洗う人…などなど、洗い方は千差万別。人によって違いますよね。

しかし、上に書いた洗い方はすべてNG

当てはまった方はいらっしゃいましたか?

体を洗う延長でデリケートゾーンを洗うと、必然的に体に使ったボディソープのままデリケートゾーンを洗うと思います。

人によっては、手で洗ってみたり、スポンジで洗ってみたり、工夫を凝らしているかもしれせんね。

しかし、こうやって綺麗に洗ったつもりでいても、上に書いたような洗い方をしてしまうとデリケートゾーンがかゆくなってしまったり、ニオイが気になってしまったりと、トラブルに見舞われてしまうのです。

では、なぜ綺麗に洗ったはずのデリケートゾーンなのに、トラブルが発生してしまうのでしょうか。

実は、デリケートゾーンは体の中でも非常に繊細な部分。

お肌のうるおいを保ってくれる皮膚表面の角質層も薄く乾燥しやすい場所でもあります。

そこに、洗浄力の強いボディソープや石鹸でゴシゴシと洗ってしまうと、肌が傷つき、黒ずみの原因となります。

また汚れどころか、大切な角質層までも必要以上に落としてしまい、どんどん乾燥を引き起こす結果に繋がってしまうのです。

皮膚は乾燥が進むとムズムズと痒くなるので、綺麗になったはずなのに痒いというのは、洗い過ぎによる乾燥が原因かもしれません。

また、乾燥によって角質がポロポロと剥がれおち、毛穴に詰まってしまうとニキビや毛嚢胞、黒ずみなどのトラブルにも発展してしまいます。

ゴシゴシとデリケートゾーンを洗ってしまうと、デリケートゾーンの状態を正常に保ってくれている常在菌が洗い流され、雑菌が増えやすくなってしまいます。 雑菌が増えるとニオイや痒みといった嫌なトラブルを引き起こしてしまうのです。

タオルでは洗わない!

では、実際にどうやって洗えばいいのかと疑問に思うかもしれませんね。

先ほども書いた通り、体を洗う延長線でボディタオルを使う方も多いかもしれませんが、ボディタオルでデリケートゾーンは洗わないでください。

というのも、デリケートゾーンの皮膚は非常に薄く、刺激に弱いため、ボディタオルでゴシゴシと洗ってしまうと、その刺激によってメラニン色素が生成され、お肌が黒ずんでしまうようになります。

さらに、必要以上の角質を失うことでニオイや痒みの原因になってしまうなどトラブルに見舞われることになってしまいます!

ちなみに、タオルに限らず柔らかいスポンジなどもデリケートゾーンには避けてあげるのが良いでしょう。

では、何で洗うのが一番いいのかというと、デリケートゾーンを洗う時は手を使って洗ってあげるのが良いとされています。

しかし、手で洗うからと言ってゴシゴシと洗ってはダメですよ!タオルに比べ、手の方がお肌に当たる面積が少ないので、洗い残しなどが起こりやすいのはもちろんのこと、特に爪の長い方やネイルアートをされている方などはお肌を傷つけてしまう可能性が高いので注意が必要です。

また、手を使うと言ってもお肌に触れるのは手ではありません。

手を使って、泡で洗う』というと言ったほうが正しい言い方かもしれませんね。

泡で洗うというのはどこかで聞いたことがあるフレーズではないでしょうか? そうです、洗顔の時ですよね。

やはり、顔のお肌も毎日の化粧や、メイク落としなどで刺激を受けることで、角質が必要以上に落とされ、お肌が敏感になっている人が多くいらっしゃいます。 

そこへ、ゴシゴシと洗顔をしまってはデリケートゾーン同様にトラブルに繋がってしまうのです。 そのため、洗顔時もゴシゴシと擦らず、泡で包み込むように洗ってあげるのです。

基本的に汚れは泡で落ちると言われていますが、特におりものや排泄物の付着が気になりやすいので、しっかりと洗っている感じが欲しくなると思います。

そういった方は、指の腹で極力優しく、表面を撫でるように意識して洗ってあげましょう。

デリケートゾーンは、些細なことでも刺激になってしまうような場所なので、決して雑に洗ったりしないでくださいね!

デリケートゾーンはボディソープで洗ったらダメ?

ボディソープといっても様々な種類があるので一概にダメとは言えないですが、デリケートゾーン専用のボディソープや石鹸以外は、デリケートゾーンへの刺激が強い場合があるので避けた方が良いでしょう。

デリケートゾーンに使用するオススメのボディソープとしては、【ボディソープ<弱酸性ボディソープ<デリケートゾーン専用洗浄剤】といった並びです。

これはボディソープに限らず、石鹸でも同様です。

まずは、通常のボディソープからご説明しますね。

弱酸性と書かれていないボディソープは、基本的に洗浄力が強めなアルカリ性で作られています。

アルカリ性のものは比較的刺激が強く、腕や足といった部分では異変を感じなくても、デリケートゾーンに使った途端、ヒリヒリと刺激を感じたというパターンも少なくありません。

また、アルカリ性の場合はデリケートゾーンを穏やかに保ってくれる常在菌が生存しにくくなってしまうため、雑菌が繁殖しやすく、かゆみやニオイが発生しやすいのです。

 

次に弱酸性のボディソープの場合はというと、アルカリ性の通常のボディソープに比べ、肌表面の酸性度と同じ弱酸性なので刺激はそこまで感じません。

専用石鹸を購入したくないという方であれば、弱酸性のボディソープでも問題はありませんが、ニオイやかゆみといったケアに特化しているわけではないので、人によっては弱酸性のボディソープを使っているにもかかわらず、ニオイやかゆみといったトラブルを感じる方もいらっしゃいます。

では、デリケートゾーン専用のボディソープはどうでしょう。 デリケート専用ということで、先ほど書いた通りお肌の酸性度と同じ、弱酸性で作られたものが基本となっています。

それに加え、消臭効果のある『ミョウバン』乾燥を防ぐ『アロエ』といった、デリケートゾーントラブルを抑制する作用を併せ持った商品が多いです。

中にはメラニン色素の生成を抑制する『甘草エキス』など、使えば使うほど、デリケートゾーンの黒ずみが目立たなくなる商品もあるのです。

お肌に優しいという部分は弱酸性ボディソープと変わらないですが、プラス作用として黒ずみケアやニオイ、かゆみケアができるのはデリケートゾーン専用ボディソープならではの特徴なのです。

膣内は洗うべきなの?

たまに質問サイトなどで見かけるこの質問。

やはり外側を洗っても、膣内の内側が汚れていては、一生懸命綺麗にしても意味が無いと思われる方も少なくないようですね。

しかし、膣内を洗うのはオススメできません

また、ボディーソープを使って洗うのはもってのほか!

絶対にやめてください。

膣内には常在菌がおり、おりもので自浄作用が働いています。

そのため、洗わないでいるほうが、膣内環境としてはベストな状態なのです。

と言うことは…お水で膣内を洗ったり、ボディソープで膣内を洗ったりしてしまうと膣内のバランスが崩れ、かゆみやニオイといったトラブルが発生し、酷い場合はカンジダ膣炎などの病気になってしまう可能性もあるのです。

もちろん、生理などで衛生面が気になるときに一時的にビデなどを使うことは良いと思いますが、こちらも頻繁に使うのは避けた方が良いでしょう。

洗い方を守ればトラブルともさよならできる

デリケートゾーンは非常に皮膚が薄く、繊細な場所だというのは想像がつく方も多いと思いますが、結構乱暴に扱っている人も多いです。

分かってはいるけれど、他の体のパーツと同様に扱ってしまうと困っている方は、ぜひ顔を洗う時をイメージしてみてください。

顔を洗う時はゴシゴシ洗ったり、タオルで擦ったりはしませんよね。

デリケートゾーンも同様に、優しく洗ってあげることがトラブル回避に役立つのです。

もし、今、デリケートゾーンのトラブルに悩んでいるという方は、一度いつものデリケートゾーンの洗い方を見直してみてはいかがでしょうか。