デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2018/01/05

レーザー治療や手術による黒ずみ除去について

デリケートゾーンの黒ずみケア、どのように行っていますか?

手軽にできる方法としては、

デリケートゾーン用のケアクリームなどを使ったケアだと思います。

 

・乾燥により肌が傷つきやすくなるのを防ぐ

・保湿することによる、ターンオーバーの正常化

・美白成分による効果

などにより、黒ずみの改善を見込む方法です。

 

長年の肌への刺激による黒ずみは

時間をかけてケアしなければなかなか薄くはなりません。

軽度であればすぐに改善できるかもしれませんが、

黒ずみの症状が酷くなってしまうと、なかなか効果を感じられず

途中で諦めて、ケアするのをやめてしまうという人も少なくないと思います。

 

あまり時間をかけずに黒ずみをなくしたいという方は

美容皮膚科での、レーザー治療・除去手術などもあります。

今回は、その処置方法や費用について詳しく見ていきたいと思います!

レーザー治療

レーザー治療にもいくつかの方法があります。

まずは、レーザートーニングという方法について説明したいと思います。

 

レーザートーニング

レーザートーニングは、顔にできるシミや肝斑などにも使われる治療法です。

非常に弱い力でレーザーを照射し、肌にあるメラニンを徐々に減らしていく治療です。

 

レーザーの力が弱いので、1回で黒ずみがなくなるということはありませんが、10回~程度で実感される方が多いようです。

レーザー治療はターンオーバーや肌への負担を考慮して間隔をあけなければなりません。

美容皮膚科によっても異なり、1週間ごとに照射できるところもあれば、

1か月に1度という場合もあります。

肌の状態にもよって治療間隔は異なるとは思いますが、

短期間で治療を終わらせたい方は、

治療間隔の短い美容皮膚科を選んだ方が良さそうです。

 

治療時間は1回10分程度で、費用は1~2万円です。

レーザーを弱くしているため、痛みはほとんどありません。

人によって感じ方が異なりますが、

じんわり温かくなる程度だという方や

ゴムで弾かれた程度の痛みだったという方も居ます。

麻酔を使うような強い痛みではないので安心です。

 

治療後はぴりぴりしたり、赤くなったりする場合がありますが数日で改善されます。

比較的副作用の少ない、安全性の高い治療と言われています。

 

なかには、レーザートーニングで黒ずみが改善されなかったという方も居ますが、

おそらく、照射するレーザーが弱すぎたか、

症状にあった施術がされていなかったのではないかと思います。

レーザートーニングで有名な美容皮膚科などもあるので、

美容皮膚科選びは慎重に行った方が良さそうです。

 

Vホワイトニング(インティマ)レーザー

こちらのレーザー治療は、粘膜への照射も可能です。

レーザートーニングのメラニンを減らす方法とは違い、

レーザーにより削りとる方法になります。

 

かなり少量ではありますが、皮膚を削りとることになるので、

麻酔を使用します。

 

麻酔が効いているので、施術中に痛みを感じることはないようですが、

術後1週間程度は痛みが残る場合があります。

 

黒ずみ部分を削り取るので、1回の施術で十分な効果を感じられる可能性が高いです。

施術時間は15分程度で、平均で10万円ほどかかります。

1回でかなりの効果が期待できることもあり、費用は高くなっていますが、

短期間で確実に黒ずみを解消したいという方にはオススメです。

 

レーザー治療は基本的には危険性は低いですが、

トラブルがないとは言い切れません

かゆみが出たり、吹き出物が出てしまったりというケースもあります。

また、レーザーの出力が強すぎて、メラノサイトを刺激してしまうと、

黒ずみが悪化してしまう可能性もあります。

また、レーザー治療は保険適用外であり、

治療にかかる費用は5~10万円程度と、決して安いとは言えません。

 

デリケートゾーンの黒ずみのレーザー治療を行っていない美容皮膚科も多くはないため、

地方にお住いの方は、美容皮膚科に通うのも難しいかもしれません。

 

切除手術

黒ずみ部分を切除することにより黒ずみをなくす方法です。

黒ずみを切り取ってしまうので、確実性と即効性では1番だと言えると思います。

手術時間は30分~1時間程度で、麻酔を使うので手術中の痛みはありません

保険は適用外で、費用は平均で30万円前後です

 

すぐに黒ずみをなくしたいという方には良い方法かもしれませんが、

手術により傷が残ってしまったり形が不自然になったりとリスクも高い手術です。

 

美容皮膚科で受けられるその他の処置

美容皮膚科では、薬を処方してもらうことも可能です。

黒ずみ対策として処方されることが多いのが、

ハイドロキノンやトレチノインといった薬です。

これらの薬も保険適用外となり、少量で5,000円近くかかります。

ハイドロキノンは美白化粧品などにも使用されることが多いですが、

病院で処方されるものは、市販のものより濃度が濃く高い効果を望めます。

ですが、その分肌への刺激も強く、肌トラブルを起こす可能性も高くなります。

また、デリケートゾーン以外でも同じ薬が処方されることがありますが、

別の部位に出された薬は濃度が濃く、デリケートゾーンに使うのは

刺激が強すぎる場合があるので避けましょう。

 

もう一つ美容皮膚科で行われる処置としては

ケミカルピーリングというものもあります。

おそらく、ピーリング作用のある洗顔などを

使用したことがある女性は多いと思いますが、仕組みとしては同じです。

 

ただ、病院で使用するピーリング剤は、症状に応じて、

高濃度の薬剤を使用することができるため

自宅でおこなうピーリングよりは高い効果を期待できます。

こちらも保険適用外で、費用は1回1~2万円前後

効果を感じるには5~10回受ける必要があります。

 

美容皮膚科と自宅でのケア、どちらが良いの?

美容皮膚科で受けられる処置は、比較的短期間で高い効果を期待できます。

しかし、費用処置後のトラブルの可能性を考えると

あまり気軽に受けられるものではないなと思います。

実際に、レーザー治療や手術を受けて、コンプレックスを解消できたという方も居ますが、

よく調べずに手術を受けて後悔したという方もいます。

 

また、美容皮膚科で処置を受けたからと言って、

その後黒ずみが起こらなくなるわけではありません。

処置を受けた後は、新たに黒ずみができないようにケアしていかなければなりません。

 

美容皮膚科での処置を受けようと考えている方は、

もう一度よく考えてみることをおすすめします。

デリケートゾーンの黒ずみは多くの人が抱えている悩みです。

あなただけが特別黒ずんでいるというわけではありませんし、

不潔なわけではありません。

黒ずみの度合いが同じでも、全く気にしていないという方も居るはずです。

 

時間がかかったとしても、自宅でのケアの方が、リスクが低く、費用も掛かりません。

また、たとえ女性の医師であっても他人に

デリケートゾーンを見られるのは恥ずかしいですよね。

そういった心の負担も、自分でケアすればなくなります。

 

デリケートゾーン用のケアクリームを使って、あまり効果を感じられなかったという方は、

もう一度生活習慣の見直しから行ってみることをおすすめします。

 

 

美容皮膚科に行く前に行ってみて欲しい黒ずみケア

日常的に黒ずみの原因となるような肌へのダメージを与えていなかったでしょうか?

たとえ黒ずみケアのクリームで、保湿して肌を保護していたとしても、

肌への刺激がまったくないわけではありません。

まずは黒ずみの原因を取り除くことが大事です。

 

次に睡眠をしっかりととること。

肌が再生されるのは基本的に睡眠中です。

1番良いのは、お肌のゴールデンタイムである、22時から2時に眠っていること、

生活のリズム的に難しいという方は眠りについて3時間は熟睡できるように、

睡眠の質を上げるようにしましょう。

 

睡眠中にターンオーバーが正常に行われるようになれば、

黒ずみの改善につながりますし、

質の良い睡眠でストレスが溜まりにくくなれば、

ストレスによる黒ずみの悪化も防ぐことができます。

 

・毎日、黒ずみのケアクリーム等でケアすること

・黒ずみを引き起こす刺激は与えないこと

・質の良い睡眠をとること

 

まずはこの3つを継続してみて下さい。

肌が生まれ変わるには3か月ほど必要だと言われています。

今すぐどうしても黒ずみを解消しなければならない!という人以外は、

3か月、頑張って黒ずみのケアをしてみてください。

少しずつでも黒ずみが改善されていくと思います。

 

美容府皮膚科に頼るのは、自分でできるケアを行ったうえで、

どうしても黒ずみが気になるというときの

最終手段と考えておくのが個人的にはおすすめです。