デリケートゾーンの黒ずみを解消するには!【実践編】

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2017/03/28

生理前に黒ずみが濃くなっている気がする…これって気のせい?

女性であれば黒ずみを気にするのはごく一般的なこと。

特に、電車で見られやすいワキの黒ずみや、水着や下着からはみ出ると恥ずかしいデリケートゾーンの黒ずみといった部分は特に気をつけたいですよね!

自分だけでなく、見た相手も不快にさせてしまう可能性すらあります。

そんな気になる黒ずみですが、生理前になるとより黒くなると感じた経験はありませんか?

自分が気になっていなくても、彼氏や旦那さんなど自分よりも見る機会がある人にとっては気になっているかもしれません。

しかし、そうはいっても、男性の口から黒ずみを指摘するのは非常にハードルが高い行為のため、ほとんどの男性が気になっていても言えないと感じています。

大好きな彼氏や旦那さんにそう思われているのも辛いですよね。

もちろん、気にしているのは男性だけではありません。

女友達だって知らない顔をして、チラッとあなたの黒ずみを見ているかもしれません。

「うわっ!〇〇ちゃんのデリケートゾーン黒い!ちょっと不潔かも…。」

と心の中で思われているかもしれません。

普段はそんなに黒くないのに、生理前だから黒くなっているなんて説明ができるわけもないですし、やはり見られる機会があるのであれば気をつけたいですよね。

 

では、生理前になるとどうして黒ずみが濃くなってしまうのでしょうか?

 

実は、ホルモンバランスと大きく関係しているのです。

 

そこで今回は、ホルモンバランスと黒ずみの関係についてお話させていただきますね

 

ホルモンバランスと黒ずみの関係とは?

女性には女性ホルモン、男性には男性ホルモンというそれぞれ別々のホルモンが存在するというのはご存じの方も多くいらっしゃるとは思いますが、具体的にどういったホルモンがあるのかということについては詳しく分からないという方も多いのではないでしょうか。

普段生活する中では女性ホルモンとひとくくりにされてしまいますが、細かく見ていくと大きく2種類のホルモンが存在しているが分かってきます。

 

1つはエストロゲン

別名、卵胞ホルモンとも呼ばれています。美容に関する要素も多くあるため、美容ホルモンとも言われています。

コラーゲン生成を促し、お肌にハリが生まれるなどといった女性にとって嬉しい作用をもたらすホルモンです。

このエストロゲンホルモンが分泌されるタイミングとしては、生理の後から排卵前までと言われております。お肌の状態が一番安定しはじめるのも、排卵期前と言われていますよね

 

もう1つの女性ホルモンがプロゲステロン

別名、黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンです。こちらは先ほどのエストロゲンとは違い、皮脂分泌を促し、肌荒れが起きやすくなるため、女性にとっては嫌われるホルモンといって過言ではないでしょう。

プロゲステロンの分泌のタイミングとしては排卵後から生理の前。おそらく、多くの人が生理前の肌荒れに悩んだ経験があると思いますが、その肌荒れの原因はこのプロゲステロンが関係しているのです。

 もちろん、2つともお肌への作用だけではありません。

 エストロゲンは子宮膜を厚くし、骨形成に重要な働きをすることから受精に向けての準備を整えてくれるホルモンで、厄介だと思われるプロゲステロンは受精卵が着床しやすい状態になるように体に働きかけを行い、体内の水分を保持する働きがあります。

そのため、どちらも女性の体とは切っても切り離せない関係にあるのです。

 ではなぜ、この女性ホルモンが黒ずみに関係しているのでしょうか。

 実は、生理前に分泌されるプロゲステロンにはメラニン色素を増やしてしまう働きがあります。

そのため、もともとメラニン色素が多く存在するデリケートゾーンや乳首、ワキといった部分は、今以上により一層黒さが増してしまうことがあるのです。

 生理前になるとデリケートゾーンやワキの黒ずみが黒く見えるというのはみんなが共通して感じることなので、不安になる心配はありません

 特に、妊娠中や妊娠後はホルモンバランスの崩れを起こしやすく、黒ずみに頭を抱える方も多くいらっしゃいます。

赤ちゃんが生まれることで授乳という行為が刺激となるので、乳首がひどく黒ずんでしまう場合もよくあるケースの1つです。

 「黒ずみが濃くなるならエストロゲンだけ分泌して!!」

 と思われるかもしれませんが、エストロゲンもプロゲステロンも両方大切です。

大事なのは2つのホルモンのバランスなのです。

ホルモンバランスが崩れてしまう時ってどんな時?

ホルモンバランスによってもお肌の黒ずみが影響を受けるというのは、なんとなく理解していただけたかと思いますが、具体的にホルモンバランスが崩れる時はどういった時があるのでしょうか?

 

具体的な事例をあげてみると…

 

・無理なダイエットをしている時

・妊娠中

・更年期

・過剰なストレス

・生活習慣の乱れ(寝不足・過食など)

 

上記のようなものが挙げられます。

 

どれも肌が荒れそうな気がしますよね。

特に、日本の女性はダイエットに非常に敏感な人が多いです。

そのため、標準体型であったとしても痩せたいと思いがちで、無理なダイエットからホルモンバランスが崩れてしまいやすい傾向にあります。

あなたの周りにも

「今月生理来ないんだよねー!(泣)」

と嘆いている瘦せ型の方はいませんか?

もしかしたら、その方はホルモンのバランスが取れていないのかもしれません。

 もちろん、ホルモンバランスの乱れは黒ずみを濃くするだけでなく、新たな黒ずみやシミを作り出してしまいます。

 例えば、1度は“肝斑(かんぱん)”という言葉を聞いたことがあると思いますが、この“肝斑”もシミの1つで、女性ホルモンの乱れによっておこるとされています。

特に妊娠中や更年期を迎えた方が注意すべきシミで、非常に厄介な存在として知られています。

生理前の黒ずみをケアするにはどうしたらいいの?

では、ホルモンバランスが原因でデリケートゾーンなどの黒ずみが濃くなってしまう場合はどのように対応したらいいのでしょうか?

ホルモンと聞けば、やはり思い浮かぶのは美容外科などで行われるホルモン治療ではないでしょうか。

でも、全ての人がホルモン治療を受けられるわけではありませんよね!

学生さんにとっては出費が痛いので、ほとんどの方が受けられないのではないでしょうか。

 

しかし、ホルモンバランスの影響で起こる黒ずみも元をただせばメラニン色素です。

 

メラニン色素によってお肌が黒ずみ、悪化してしまうということはメラニン色素に重点を置いたケアをしてあげれば問題ありません。

 

そのため、大切なのは…

 ・刺激を与えないこと

 ・紫外線に気を付けること

 ・お肌を乾燥させないこと 

が重要となってきます。

 

日に当たるところであればUVケアは必須ですし、お肌を乾燥させてしまっては体内に発生したメラニン色素をスムーズに排出させることが出来なくなってしまうので、黒ずみが気になるという方は特に乾燥には注意が必要です。

しっかりとした保湿を心がけるようにしましょうね

 

さらに、刺激を与えることでもメラニン色素が活発になってしまうので、黒ずみを作りたくない場合はお肌への刺激は厳禁!

特にデリケートゾーンやワキ、乳首といった黒ずみやすい部分は衣服に擦れやすく、摩擦ダメージを受けやすい場所です。

下着の素材やサイズ感をこだわってあげるだけでも摩擦を抑えることができるので、これまで摩擦に無頓着だったという方はぜひ一度考えてみてくださいね

 

ホルモンバランスの影響でも黒ずみはつくらせない!

女性にとって必要不可欠な女性ホルモンと、絶対に避けたい黒ずみという2つのものに共通点があったことに驚いた方も多いのではないでしょうか。

 

上にも書いた通り、生理前や妊娠といったプロゲステロンの働きが強くなる時は黒ずみが濃く見えるものです。

 

しかし、原因となるものは通常の黒ずみと同じだと考えれば、気持ちが前向きになれますよね

 

悩んでいるのはあたな1人だけじゃありません。

 

しっかりと黒ずみケアをして、黒ずみに悩まない美肌を手にいれてくださいね!